佐賀駐屯地(仮称)の整備に係る工事について
【 工事中の対策 】
工事中に発生する粉じん、騒音・振動及び排出ガスに対し、周辺環境への影響を低減するための対策を行うとともに、交通安全や渋滞に対する対策を行います。
粉じん対策
・工事区域外へほこりが飛散しないよう、外周に仮囲いを設置すると
ともに、施工中は適宜散水を行うこととし、 防塵対策に努めます。
・工事区域出入口において、工事車両は泥落とし装置等によりタイヤ
洗浄を行い、一般道路を土砂や泥で汚さないように努めます。
・道路清掃員を配置し、工事用車両の通行で発生する粉じん等による
汚れを除去します。
排出ガス対策
・工事で使用する重機は、排出ガス対策型建設機械を使用します。
・機械の整備点検を実施するとともに、不必要な高速運転を抑制しま
す。
【散水のイメージ】
【泥落とし装置のイメージ】
騒音対策
・ダンプの運搬経路で騒音のモニタリング調査を実施します。
・工事で使用する重機は低騒音型の重機を使用します。
・稼働していない重機及び車両はアイドリングストップを行います。
・重機の不要な空ぶかしは行いません。
・鋼矢板や杭の設置は、騒音の少ない工法により実施します。
振動対策
・ダンプの運搬経路で振動のモニタリング調査を実施します。
・工事で使用する重機は低振動型の重機を使用します。
・稼働していない重機及び車両のアイドリングストップを行います。
・重機の不要な空ぶかしは行いません。
・鋼矢板や杭の設置は、振動の少ない工法により実施します。
【低騒音型・低振動型の施工機械】
【鋼矢板の施工方法(サイレントパイラー)】
排水対策
・施工区域内に降った雨水は、仮設調整池に一旦貯め、濁水処理を行
うとともに、下流への影響を低減するため流量を調整した上で、空
港の場周水路に排水します。
・ノリ漁期間中は、生コンクリートの打設工事は行いません。
・生コンクリート打設工事を行う期間には、工事箇所の近傍に貯水池
を設置し、集水した雨水は、pH処理を確実に実施した上で、仮設調
整池まで流下します。